家族を残して行方不明になった2児の父親K氏。
果たしてK氏の行方は・・・
K氏と男女の仲を噂されていたMさんは会社をやめて神奈川県川崎市に引っ越していた。
K氏は自宅から荷物を持たないで失踪しているが、調査の過程で2t車のレンタカーを借りていることが判明。
走行距離の記録は756Km、Mさんの新住所を往復するとそのくらいの距離になる。
探偵は川崎市のMさんの新居に張り込むことでK氏の出現を待つことにした。
4階建マンションの103号室。
電気メーターの回る速さ、窓からの様子確認で人の気配は有るのだが出入りは無い。
調査2日目、近所の住民がしきりにこちらを気にしているので長居は禁物と判断。
対象者がいると思われる103号室を訪ねるが応答なし。
時間を置いて手法を変えて訪ねるが出てこない。
対象者にしてみれば、自分の知り合いが尋ねてくることはないのだから応対に出る必要が無いのだ。
また誰かに見つかるのではないかと不安で出て来れないのが本音であろう。
張り込み調査8日目、対象者が部屋を出て徒歩で移動。
バスから電車に乗り継ぎ、東京港区で就職の面接を受けていた。
結果を依頼者であるK氏の両親に報告。
ここで調査は終了した。
【調査行程・内容を省略しています】
参考手法
●Mさんの新住所は聞き込みで判明。
Mさんと仲が良かった友達から、年賀状を出したいからと新住所を入手。
●レンタカー会社での聞き込み。
依頼者からK氏捜索の委任状を預かっていたので
聞きこみ先で提示。
依頼者の親戚ということで事情を話し情報を入手。
K氏が地元に帰ったときに、噂が広まっていて気まずい思いを
させないよう、他言しないように口止めをお願いしておく。
●近所の住民がしきりにこちらを気にしているので
2日目から車で張り込んだ。
車種や色を変えて、気にする住民から見えにくい位置で調査。
(対象者を徒歩で尾行し、
戻ってきたときにはレッカー移動されていました)
※依頼者は12月10日に川崎市のK氏を訪ねた。
留守だったので外で30分ほど待っていたら警察が来て
職務質問されたとのこと。
近所から通報があったそうです。
その後、無事K氏と対面し話し合いができたと喜んでいました。
ちなみに調査中に現れなかったMさんは
仕事で出張中だったそうです。
カテゴリ
タグ